
今週の、玄関脇のコーナーは、
ガウディの「サクラダ・ファミリア」の階段の手すりです。
数年前に、建築を勉強している妹とスペインに旅行に行った時に買った絵葉書だ。
旅の終着地バルセロナではアントニオ・ガウディの建築物をたくさん見た。
サグラダ・ファミリアもそのひとつ。
1882年着工で、完成は2256年前後といわれている、
ガウディの中でもっとも有名な代表作だ。
乳白色な空間の清らかさは、
ドイツやフランスのものとはまた違い、宇宙的な清らかさが印象的だった。
母の胎内にいる感じがなぜかした。
それにしても、
自分の寿命を超えて、完成するものを計画するって、
どういう感覚なのだろう・・・。
マドリードは物騒だったし、
スペインでは気持ちをずっと引き締めていないと、危険は身近にある感じがして、
妹と二人、バルセロナにたどり着いた時は、ちょっと疲れていたのだけど、
バルセロナはいい思い出ばかりだ。
グウェル公園が、私はすごく気に入ったし、
ミロの美術館も子供のような気持ちになり、
たまたま入ったレストランが美味しくて、2日続けて行った。
スペインの暗い一面で、きゅっと縮んでいた心が、
バルセロナで二人ともふわっと解放されたのを覚えている。
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