甘いお菓子を食べたら、塩味が、
塩味に飽きたら、また甘いものが食べたくなる。。。 これはおやつタイムの「メビウスの輪」ですが、 私の場合、読書もこんな感じにメビウスです。 一冊ずつ読みきるという事はなく、常に何冊か持っている感じ。 かばんの中にはいつも2~4冊の本が入っています。 数冊持って出る理由は、 もし、フィーリングがのらなかったら? 疲れた頭に厳しかったら? いや、意外に重いのが読みたい気分になったら? など、いろいろ状況を考えるていると、 結果、本が増えていくという・・・ かばんが重いし、読みたくならなければ、 ぼんやりと通勤の人々を観察していればよいのですが、 いつも、活字を追ってたいのかしら?どうやら、軽く活字中毒みたいです。 さて、その際の組立は以下の通り。 1、今読みたいもの。 2、それに対比するようなもの。 3、いつ読んでも元気になれるもの。 4、(上記3冊が望ましいが、1,2,3でバランスが物足りないような気がするときは、 さらに第4、第5も有り。) 1と2は 日本文学と海外文学、 文体が硬い、やわらかい、 専門書、文学書、 小説、エッセイ、 男性作家、女性作家、 現代文学、古典 新規購入作品、再読作品 など、その取り合わせの妙も重要なところです。 センスを問われます。(ん?誰に?) ちなみに、 今週は 1が「ねじの回転」ヘンリー・ジェイムズ 2、「不倫と南米」よしもとばなな 3、「風のかなたのひみつ島」椎名誠 4、「ファウスト」手塚治虫 でした。 組み合わせの出来ばえは65点、多少軽め。 季節も秋めいてきたし、もうちょっと、重くてもいいので、 ヘンリー・ジェイムズの次は、「ブリューゲルへの道」でも読もうかな。 太宰治も「ヴィヨンの妻」も気になる。 服のコーディネートをするかのように、本の組み合わせを考えるのは、 楽しく、かつ、一日の重要な事柄です。 ですが、出かける前に本を選ぶことで、遅刻しそうになることもしばしば。 決断力のなさが、こんな所にもあらわれてる。 本棚の前で、通勤電車の時間を気にしながら、 「仕事の出来ない女」をかみ締める瞬間です。 ああ、今日も長くなってしまいました。 端的なブログ、目指してるのに・・・ スポンサーサイト
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素敵な本のセレクトですね。ヴィヨンの妻、私も気になります♪ちなみに太宰治は大好きです。 皮膚と心っていうのと、女性とっていう短編が好きです。でも太宰治はどれも好き~
コメントありがとう。
ありがとう。読んでみる!これからもちづちゃんを、読書の師と仰ぐわ。
私は、太宰治らしくないのかもしれないけれど、 「富嶽百景」の広がりというか、開放感が、大好きなの。 とんでもない・・・私こそいっぱい本教えてくださいね。すきなものだとすぐ言いたくなっちゃうんです。いつもセレクトが ぴん!とくるものばっかりなんだもの。
それは、
それは、私も同様です。
いつも、深く読んでおられるな。と感動しています。 これからも、いろんな情報交換しましょう。グルメもね! |
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