
今週の玄関ギャラリーは、
ウィーン分離派・オルブリッヒ(1867~1908)によるゼセッシオン館(Sezession)の天井です。
ウィーンで買い求めた葉書。
このきりっとした、凛とした美しさは私の好みです。
はじめて行ったヨーロッパの最終地はウィーンでした。
真冬のヨーロッパ。
年末だというのにウィーンの街は淋しくなるほど静かで、
今にも雪が降り出しそうな灰色の空。
冷え冷えとした石畳の路地に、こつんこつんと響くブーツの足音。
私は足元に、硬く冷え切った石畳を感じながら、
ドイツとは全く違う、
ひと時は栄華を極めていた、
都市の威厳のような空気を感じたのを覚えています。
ウィーンで見たたくさんのクリムトの絵は素晴らしかった。
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