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徹夜!
先週のわたしは、

1.急に思い立って、映画を見に行った。
2.前日に誘われ、ピアノリサイタルを聞きに行った。
3.教えてもらった西長堀のフロマジュリーに行った。 
4.本の話を書いたら、たくさんコメントをいただき、嬉しくなって、4日間でかなり本を読んだ。
(コメントを下さった方々、ありがとうございました!)

と、ちょっと享楽的だったので、来週はしまっていこう。

久しぶりに、読書で徹夜しました。
東野圭吾の『白夜行』
夕方購入して、「ふ~む、おもしろいなあ」とすぐ読み出し、
聞きに行ったコンサートの後、
ばったり再会したピアニストと終電までたっぷり話して中断するも、
電車でも手放さず読み、気が付いたら外が白んでいた。
夜はすぐに眠くなっちゃうたちなので、本を読んで徹夜なんて本当に珍しい。

きっと、誰もが知っている東野圭吾さんなのだと思いますが、
はじめて読みました。
貧乏性な私は、本屋では50年なり100年なりの時間を越えて残った、
どちらかというと既にお亡くなりの作家を選んでしまいがち。
なので、どんなに名前を聞いても「人気あるんだぁ。」と素通りしていたわたしです。
一気に読みました。ジャンルはミステリーです。
次の日お仕事でない日にオススメします♪
以下長いので、ご興味のある方はどうぞ。
お断りしておきますが、長いです。

解説1
どうしても、映画館に行きたくなって。やっぱり、いい空間ですね。たまに行くもんだ。
見たのは『そんな彼なら捨てちゃえば?』ベン・アフレック、かっこいいってはじめて思った。

解説2
「ショパン・エチュード(練習曲)全曲演奏会」 
すごくよく回る指、強烈なスピードと、集中力のある男性的な演奏でした。
挨拶や歩く様子から、人間的にすごくチャーミングな方のようです。

ショパンエチュードを演奏会にあげる意味ってなんだろう?難しいものだなあ。と思いました。
その昔小泉今日子が貧乏な音大生役で弾いていた『革命』や、『別れの曲』が有名ですが、
本来、それらは、ショパンが作った24曲のエチュード集の一曲です。

練習曲というのは、その名の通り、
指の働きを高め、テクニックを鍛え上げるために書かれたものです。
少しピアノを齧った人なら、
何百曲もあるうんざりするようなチェルニーの練習曲にお世話になっていに違いありません。

しかし、純粋に指を鍛えるという機械的な曲ばかりでなく、
中にはショパンのように練習曲とは呼べづらいほど、美しく音楽的な曲もあります。
鍛えられる点が、指ではなく、音楽的な観点、
(3度を聞く耳、ポリフォニーを感じ取る力、アーチキュレーションの違いを弾き分ける感性。など)
であるという意味で、やはり練習曲なのかもしれません。

では、本来、ピアニストが自分の能力を磨く事を主眼とされている練習曲を、
練習曲を聴衆に向けて演奏する時、
弾き手は何を伝えていくことになるのでしょうか?

一番注意すべき点は、演奏は常に聴者の為にあるという事です。
練習曲であろうとも、決して自分の為の、自己満足なものになってはいけないと思います。

練習曲がミスなくばっちり弾ける事ではなく、聴者のためにある演奏である事、
その冷たいバランス感覚を維持し続ける事は、本当にとても難しい。
よほどのMでなければ、その精神力を維持するのは大変です。
でも、ピアニストってMな人達ですよね(笑)。

そう考えると、世の中にいっぱい曲あるのに、
わざわざエチュード全曲演奏会なんて、偉すぎます。

そんな精神力のない私は、自分の為に今日ももじもじショパンエチュード練習です。

解説3
西長堀にあるFROMAGERIE LACUORE(フロマジュリー・ラクオーレ)/
お店の方と色々話しながら、たくさんの試食の末、3点のチーズお買い上げ。
お店を出た時は、すっかりいつでもワインの口になっている。
(残念ながら、当然ながら、お店でワインはでないの)

FROMAGERIE LACUORE(フロマジュリー・ラクオーレ)/06-6532-1228
おしゃれで、かわいいお店です♪
http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270201/27018697/

解説4
今週読んだ本

村上春樹 神のこどもたちはみな踊る
村上春樹 東京奇譚集
浅田次郎 見知らぬ妻へ
ブロンテ ジェーンエア
東野圭吾 白夜行
ハクスレー 島


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【2009/08/23 09:54】 | life | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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