久しぶりにお茶のお稽古に伺ってきました。
が!! 一ヵ月半、まるっきり和の心を忘れて生活していたら、 わたくし、すっかり粗暴になっていましたわ。 勢いよく水を入れ過ぎて、畳にこぼれるわ、 大事なお茶碗を建水に当ててしまうわ、 畳での一足が大きいわで、 お茶席で自分が、巨人になっちゃったような感じ・・・ いかんいかん。 気を抜くと、大味な動きで生活しちゃうんだぁ。 丁寧に物を置く、とか、無駄のない綺麗な足捌きで歩く、とか、 小さな事を重ねていると、心が落ち着いていきます。 少し関係していると思うけれど、 「あがったり、調子が悪い時には、よくペダリングに注意すると落ち着くものだ」 と先日、レッスンで言われました。 ハーフペダル、更には4分の1の細かなペダルをコントロールする時、 耳は、そのペダルのかかり具合を聞き分けようとし、 足裏は、聞いてさらに微調整しようと、細かく動かす・・・ そういう、小さな作業を丁寧に集中している内に、 静かに自分が戻ってくるという意味ですね。 バレエのダンサーやスポーツ選手が、 本番前に身支度を黙々と丁寧にこなすのも、同じ意味かもしれません。 今日は、茶箱月点前と逆勝手の風炉薄茶をしました。 月点前は茶箱の中で最も美しいとされていて、 お茶をいただくだけでなく、 お香もお手前の中に入っています。典雅です。 葉月のお稽古は今日でおしまい。 次はもう長月です。・・・もう。お月見? スポンサーサイト
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