12日は茶道教室での「初釜(はつがま)」でした。
「初釜」というのは、簡単に言えば茶道における新年会。 先生や先輩の着物もいつもより華やぎ、 美味しいお食事にお菓子、お酒も出てくるという、 新しい年を祝う楽しいお茶事です。 お心入れの由緒ある素晴らしいお道具や、 先生の穏やかなお点前、 諸先輩方の含蓄あるお話など、 楽しくすがすがしい初釜となりました。 普段のお稽古でしている部分練習のようなものを総括するのがお茶事なので、 いつも以上に感銘を受けました。 和の心の大胆さ、聡明さに気付き、驚くばかり。 台子(だいす)の柱で切り取られた空間のダイナミックさ、 漆盆の大胆な朱と黒の配色、 動く茶筅の繊細さ、 お香のふくよかで微妙な香り、 用意を知らせる銅鑼のやわらかな響き、 甘くて旨くて力強いどろりとした濃茶の味。 時の移ろいを感じる炭と湿し灰の景色。 日本的なものって、こんなにも力強くて独創的なんだ! ぼんやりとしていた感性をふるい落とし、 五感をすっきりと目覚めさせる一日となりました。 そして、この初釜を機会に、いよいよ今年から着物デビューです。 これまでの初釜の折りには着付けを頼んでいたのですが、 今回は、着付けもトライしました。 帯は上手く結べなかったのですが、どうやら様子がわかってきました。 こつをつかめば、なんとかなるかも!? 何事も失敗は成功の元。 しばらくは、着崩れ覚悟で着物で通ってみます。 スポンサーサイト
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私も着付け、習ってみたいです・・・。自分で着られたらいいですね!!素敵。
着れたらかっこいい??
自分で着れるのが目標なんだけど、なかなかです。でも、要は着る物なんだよね。
あまり神経質にならなくていいような気がします。な~んて。 茶道、とても楽しいよ。 |
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