新年はじめの1週間、
レッスンを一通り終えました。 正月休みボケか、ぐったりの日もあったけど、おおむね良いスタートが切れました。 年末に、生徒カルテをもとに、簡単なコメントを生徒さんにお渡ししたので、 明確な問題意識の中で練習が進められたようで、 有意義な冬休みが過ごせた生徒さんが多かったように思います。 新しい一年、レッスン頑張ります。 年賀状にブログとホームページのアドレスを載せた事で、 久しぶりの友人ともやりとりが出来ました。 書きたまったブログもあるので、また近々アップしますね。 さてさて、成人式の今日はお正月に会えなかった祖母に会いに行きました。 祖母は丹波なので、のんびり電車で向かいました。 山の中腹に朝もやがたなびくのを見ながらの列車の旅。 さながら、「ぶらりいい旅」のような風情です。 祖母とはゆっくりお菓子をいただきながら話をしたり、 デイサービスで歌っているという古い唱歌を歌ったり、 のんびりとした時間を過ごしました。 以前も話しましたが、 祖母は体は強くはありませんが、心がしっかりした女性で、私の尊敬する女性の一人です。 大変勉強好きで、今でも沢山の本を読みますし、 高齢でも、身綺麗にしてお肌の手入れもして、 しゃんとした。というのがふさわしい女性です。 昨年送った村上春樹の「1Q84」。 祖母には読めないのじゃないかななんて心配をよそに、 下巻までしっかり読んでいるようでした。 感想は・・・ 「青豆さんの話、いろんな世界で生きている人がおるんやなあ、 世界が違うけどひょいと読んでしまえたで。 おばあちゃんは、この人の本は前も読んだことあるさかい、 雰囲気が似とったわ。カタカナのわからへん言葉は、 こんな風に調べようと抜書きしといたわ」 と、ルナティックやトム・コリンズやフード・バック(フィードバックと思われる) などずらりとカタカナが並んだ紙を見せてくれました。 たまたま、村上春樹のランニングのエッセイを持っていたので、 こんな人なのよ、と写真を見せたら、 もっとひ弱い人かと思ったけど、丈夫な人なんやなあ。 こんな長い本書くひとやもん、そうかもしれへんなあ。 と、村上春樹が小説を書くためにマラソンをしているのを、 ぴたりと言い当てたのもさすがです。 来年は米寿の祖母。 いついつまでも元気でいてほしいです。 見送ってくれた祖母をしっかりハグハグして、 また来るね!と別れました。 温かい休日となりました。 スポンサーサイト
|
|
| ホーム |
|