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「いま、ここで」「気づきなさい」
年末はぎりぎりまで雪山で遊んでいましたが、
お正月は、本を読んだり、
家の事や仕事の整理と準備をしたりして、ゆっくりのんびり過ごしました。

さて、私には、何度試みてもなかなか読みきることが出来ない2冊があったのですが、
そのうちの一冊、ハクスレーの「島」をお正月に読みきれたことは、
2010年の始まりにふさわしく、あるいは、2010年を予感させるようなものかもしれません。
この本に関してはまた、いつか書きたいと思います。(もう絶版になって久しいのですが。)

本屋に行くのもめんどうで、家にある本をひっくり返していたら、
結構読みたいものが沢山出てきて、
本やらマンガやらだらだらと読みふけったお正月でした。

・ボードレール詩集
・東京のカサノバ(くらもちふさこ)
・タイムテーブル(くらもちふさこ)
・愛のゆくえ(R・ブローディガン)
・江戸へようこそ(杉浦日向子)
・サイダーハウスルール(J・アップダイク)
・病牀六尺(正岡子規)

くだんの「島」はともかく、
この中に、私の2010年を予感させるものがあるとするならば、
幸先良いとは言えないなあ・・・(笑)

読書は、私にとって、昔も今もとっても大事な時間です。
小さい頃は、新しい世界を知るワクワクするような喜びが大きかったけれど、
この頃は、文字を追いかけその奥にある世界に触れる時間は、
私にとっては、心の平穏とバランスを取り戻す、癒しの時間でもあるように思います。
例えそれが凍えつくようなロシアの貧しく哀しい農民の話や、
暗い過去が引き起こす陰惨な殺人事件のミステリーであっても・・・
そしてその事、
人間が人間らしい感覚や心を取り戻す事が、芸術の意味のひとつで、
同様のことがクラシック音楽にも言えるのではないか。と思うのです。

昨年は新しい作家に触れる機会が少なかったので、
今年はもう少し新しい作家にも興味を持ってみよう。
そして、アンリ・ベルグソンと、なかなか読めない後一冊。
ガルシア・マルケス「100年の孤独」を読んでしまいたい。

タイトルは「島」の中でたびたび出てくるフレーズ。
パラという島の鳥たちが口にするふたつの言葉です。
「気付きなさい」「いま、ここで、だぞ」
示唆的で意味深い。











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【2010/01/05 10:52】 | life | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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