今日は、とてもとても嬉しい再会、再開がありました。
78歳からのレッスン再開です。 久しぶりのレッスンなのに「喜びの歌」の連弾もして、 本当に、びっくり喜びの時間でした。 それは10年ほど前、私がちょうどレッスンを始めたばかりの初々しい頃、 リタイアされたばかりのある紳士の、初心者ピアノレッスンを受け持ちました。 とても練習熱心のその方は、めきめき上達され、楽しくレッスンを進めていましたが、 ご事情があって、 「必ずまた、ピアノを再開したいので、その時はお願いします。」 とおやめになりました。 その方が、先週、「ピアノを再開しようと思うのですが・・・」と訪ねてくださいました。 年賀状やお誕生日のお祝いメールをいただいていたので、 ずっと親しい気持ちではいたのですが、 ピアノを通して、また交流が持てるという事はまたさらに嬉しい事です。 そして、今日までの一週間、 これから、どのように、レッスンを進めようかと考えていました。 10年前よりいいレッスンが出来たらなぁ。 当時の私は、熱意のカタマリで、 あるいは今思えば恥ずかしいほど、つたないレッスンをしていました。 楽しい、よりも、上手にして差し上げたい!の方が勝っていたので、 時に押し付けがましいレッスンだったかもしれないのです。 あの時よりは、少しはいいレッスンが出来たらいいのに。 また、始めよう!と思ってくださった気持ちに、今度は寄り添ってレッスンができたらいいな、 と心の中で小さく決意です。(とまた力んじゃうのですが) ピアノを始めるのは、子供に限った事ではありません。 何歳からでも始められます。 「でも、大人になったら指がまわらないんじゃないかしら?」 「五線譜が読めないから、きっと弾けないよ。」 と、不安に思う方もいらっしゃるみたいですね。 でも、指一本から、ピアノは楽しめます。(ワンノートサンバ、ね!) 楽譜がなくてもピアノを弾く事はできるのです。(猫踏んじゃったの楽譜って・・・?) 誰にとっても、「音が苦」ではなく、「音楽」である方法。 そういう、引き出しを、紳士がおやめになったときから、 こっそり増やしてきたと思います。 頑張りすぎないで、 楽し~く楽し~く、いいピアノ時間を過ごせるといいな~! あ!それがAmabileな時間の意味なんですよ。 スポンサーサイト
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