霧島に到着しました。
今日から2週間、霧島音楽祭です。 今日までの一週間、長期休暇前のレッスンや準備で怒涛の日々でした。 神経が研ぎ澄まされた日々だったので、 鹿児島空港に着き、南国の湿気を含んだ空気に触れ、 ようやく今日から音楽祭なんだ!と実感しました。 もう大人なんだし、緊張なんかしないで余裕で楽しく受講できたら! と思っても、いつになく緊張してしまいます。 でも、いい音楽を沢山聞いて、エネルギーをもらうと、 自分も一歩でもいい演奏に近づきたい。とそんな不安は吹き飛びます。 演奏する立場にとっての私にも、教える側にとっての私にも、 大きな刺激と勉強の日々になると思います。 実は、2年ブランクがあるものの、霧島音楽祭は3回目の参加。 同じ場所に3回も来たくなるほど、私にとって、霧島という土地は特別な場所です。 音楽祭もとても充実していますが、 風景や、空気、地元の人々など、霧島という土地にも特別な思いがあります。 精神に触れるような、空気が流れているように感じます。 かつてお世話になった霧島の友人にも久しぶりに出会えるし、 わくわくしています。 2週間、結構きついのですが、楽しみながら頑張ります! 余力があれば、また報告しますね。 以下、ガラコンサートの備忘録(メモしていた) わかる人にはわかる?自分では既に意味不明な部分も・・・ バッハ2楽章は、伴奏の神がかりが大事。 ヴィヴァルディ「夏」は浮世絵的。 松浦さんは、ちょっと強引。影山さんは神経質といい加減、でもいい人。 ゲーデさんは元気なのか?藤原先生はちょっと丸くなった? これからの変化が楽しみ。 スポンサーサイト
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週末土曜日京都にて、子供のためのミニコンサートに出演します。
トトロや、ディズニー、童謡などもある、幼児も楽しく聞ける楽しいコンサートです。 主なプログラムは、 先シーズン真央ちゃんが滑った『仮面舞踏会』 オペラ『カルメン』、 トリノで荒川静香が滑った『誰もねてはならぬ』など、 クラシックも名曲ぞろいで、 子供たちには楽しいコンサートになりそうです。 私はブラームスの『ハンガリー舞曲』とディズニープリンセスメドレーの連弾で出演します。 大人にはちょっと可愛すぎるコンサートですが、 普通のコンサートでは小学生になるまで入場できないため、 特に幼児にはいい機会です。京都にお近い方はぜひ! 尚、教室内の大教室でのコンサートのため、 お越しの際には、必ず予約を取って下さいね。 日時:7月25日土曜日 15時開演 場所:CBカレッジ3Fスタジオ (京都市営地下鉄・丸太町駅下車5分) 料金:500円 お問合せ:075-255-6951 桐朋学園大学音楽学部付属『子供のための音楽教室』京都教室 |
真夏日。
通勤電車から南に目を向けると、今日は大阪湾までよく見えた。 遠く奈良の生駒山まではっきりと見通せる。 はるか、海の上に夏の雲が浮かんでいる。 ![]() ニューアイテムは、 生徒さんからいただいた、ラッキーちゃんの携帯ストラップ♪ 私がトラキチって事、ばれてたのか・・・ 自力Vが消えて、元気ないけど、 私は頑張れそうです! |
スカルラッティが、素敵に弾ける人は、
本当に音楽的な人だと思う。 構築積み上げ型のベートーヴェンや、 内面ファンタジーのシューマンや、 コストパフォーマンス高!のヴィルトゥオーソなリストでは、 ある程度アプローチ方が考えられるし、 努力で幾ばくが積み上げられるような気がする。 けれど、スカルラッティはなんだろう。 自由すぎて、かつ自立しすぎている。 頭の固い私は、とても到達できそうにない。 微生物みたいに、なにものにもとらわれない。 形式も時代も性別も年齢も、とっぱらって音楽です。 微生物って・・・スカルラッティが聞いたら怒るかしら? 宇宙的と言い換えてもよいけど。 そういう、確実に生きてるけど、なにと言えない感じがスカルラッティにはあります。 割りにぼんぼんで、苦労もあんまなさそうなんだけど。 というわけで、 スカルラッティのCDを見つけたら、すぐ買ってしまう。 ホロヴィッツのなんか、同じのを3枚も持っていた・・・ ホロヴィッツも好き、ポゴちゃん(ポゴレリチ)も好き、 でも、最近の発見&お気に入りは、 クララ・ハスキル。 ハスキルはモーツァルトが有名だけど、スカルラッティもよいと思います。 シャープじゃないけど、微生物的とらわれない感が、 そして、決して威張らない。 |
世界名作劇場をご存知ですか?
「赤毛のアン」「ふしぎな島のフローネ」「南の虹のルーシー」・・・ その中で、〈よかった探し〉をする少女がいたのを覚えていますか? 先日、ふと思い出して、調べてみました。「愛少女ポリアンナ物語」でした。 牧師だった亡き父の遺言で、みなしごのポリアンナは、 どんなに些細なことでも「よかった」と思える事を毎日探しだします。 それが、〈よかった探し〉です。 実を言うと、 8歳の少女が〈よかった探し〉をする姿勢の、 なんともいえない説教くささが、子供の私は好きになれませんでした。 冒険したり、開拓地を逞しく生きるアンやルーシーの方が好みでしたが、 大人になって、この話をふと思い出したのです。 〈よかった探し〉って、なんだたっけ? 豊かな人、貧しい人。能力のある人、そうでない人。 健康な人、体の弱い人。美しい人、そうでない人。 環境や、才能や、人はそれぞれ不公平に授けられています。 けれど唯一、感じる心は、均等に与えられていると思うのです。 それは素晴らしい音楽や、絵画を前にした時、私がいつも感じることです。 演奏や作品を目の前にした時、人は等しくなります。 そこに、境遇や、才能は関係ありません。 その豊かさを受け止めるチャンスは等しく与えられているのです。 どんなに人から見て美しく、豊かであっても 自分自身が幸せだと感じられなければ、幸せではない。 これがない。ではなく、 これがある。と気付く事。 それは幸せの秘訣なのかもしれません。 そう、「よかった探し」は、実は奥が深いのです。 この「愛少女ポリアンナ物語」、DVDも出ています。 団塊ジュニアが買っていると思われます。 ハウス少年少女名作劇場とか、懐かしいなあ。 |
最近、ネタが内向きだと思ったら、
7月は、甲子園も映画もお預けで、こもって練習しているせいだった。 (内的冒険は、なかなか記事にならない。) が、今日は久しぶりに会う友人と、芦屋のバールで軽いディナーの約束。 うきうき。 スプマンテと、ホタテの前菜、渡りがにの手打ちパスタ。 パスタがもっちりと美味しかったので、もう満足して、あとはデザート。 へーゼルナッツのタルトとラッテ・マキアートでしめ。 いっぱい話して、いっぱい笑って、 気分はすっかりリセット。 軽めの予定が、時間はしっかりとたち、 明日からも頑張ろうね~!と夏の夜風に吹かれながら別れる。 ガールズトークって最高です。あ、ガールズでいいんかしら?? |
母は手作りが大好きだ。
パンやケーキ、らっきょうに梅干、 毎晩夜中まで、なにやら台所で、ごそごそ下拵えをしている。 家に帰ったら、草の干したのが笊にのって、私の部屋に置いてあった。 これはなに? これは、よもぎ。よもぎ枕を作るのよ。 これをのせて、休むと、便秘が治ったり、体の毒素が抜けたり、とても体にいいのよ。 他の家族の分は作ったから、これはあなたのものです。 健康食品や健康にまつわる事が苦手な私は、 半信半疑で、 妹のよもぎ枕を借りて寝てみた。 次の朝、なんだかすっきり目覚めた。 確かに毒素が抜けたような気もする。 なんとなく、よもぎがぐすぐす入っているせいで、 くたっとした手作りのまくら。 売り物じゃない、 こめられた気持ちが体を温めてくれる。 |
今年初めて蝉が鳴くのを聞いた。
その瞬間、季節が移るのを感じました。 もう、夏ですね。 最近、二十四節気を意識するようになり、 自分の節目とは別に、月に2回節目ができ、 気持ちにゆとりが出来るようになってきました。 先日の七夕の日は、二十四節気の「小暑」(しょうしょ)でもありました。 この日は、月食の満月も重なっていたから、 色々重なって、なにやらめでたい感じです。 小暑から立秋までの間に、暑中見舞いを送るそうです。 今年は、7月7日から8月6日の間。 立秋を過ぎたら、残暑見舞いなのですね。 お盆過ぎたら、と思い込んでいました・・・ 遠くにいる祖母のために、飛び出す夏祭りのカードを送る予定です。 読んでくださっている皆様にも、暑中お見舞い申し上げます。 |